2013年1月アーカイブ

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    ジプシーとも呼ばれるヨーロッパのロマ民族がこれまでインド起源と考えられてきたのは主に両者の言語の近似性からだった。しかし、それを裏づける歴史的文献はない。 近年おこなわれた広範な遺伝子の研究により、ロマがおよそ1500年前に北インドを出発した単一の集団を起源とすることが明らかにされた。
    「これまでにも遺伝子研究によるインド起源説はありましたが、インドのどの地域かは明確ではありませんでした。」今回の研究の企画者であるポムペウ・ファブラ大学(スペイン・バルセロナ)の進化生物学者デヴィッド・コマス博士は言う。コマス博士はオランダ・ロッテルダムのエラスムス大学のマンフレッド・カイザー氏とともにこの研究を主導した。研究者らは今回の研究成果を学術雑誌「カレントバイオロジー」("Current Biology", Volume 22, Issue 24, 18 December 2012)に発表した。
    研究者らはロマの13の異なる集団の150人以上について80万の遺伝子マーカーを調べ、他の民族集団と比較した。その結果、他のヨーロッパの諸民族との遺伝子的類似点も発見された。「1500年前ロマの人々はバルカン地方に入り、そこからヨーロッパ各地に拡散しました。」コマス博士は言う。「その後時代を下る間にヨーロッパ人との混血が進んだのです。」
    ロマはおよそ1100万人を擁するヨーロッパ最大の少数民族で、欧州連合においてたびたび政治的な争点となっている。一部の集団は今日でも移動生活を続け、違法なキャンプ生活を営んでいる。「これまで遺伝子研究の上で無視されてきた少数民族のひとつについてようやくその遺伝子構造と起源がわかったのです。」とコマス博士は述べている。
    (市橋雄二/2013.1.13)
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    小沢昭一さんが出された多くの書籍の中から3冊程度を選んで書いて欲しい旨の依頼を朝日新聞から受けた。そうして書いた記事が1月13日(日)の読書蘭 ニュースの本棚 小沢昭一のこころ 放浪の芸能者への共感 という記事が出た。デジタル契約者しか読めないのに紹介するのは申し訳ないが、参考までに記す。小沢昭一のこころ 市川捷護さんが選ぶ本 朝日新聞社の書評 ニュースの本棚>
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