• インド・アルメニア・マケドニア・トルコ現地取材のジプシー(ロマ)ミュージック
  • ジプシー(ロマ)の核心とは=漂泊・門付けの芸能、非定住の論理
  • ジプシー(ロマ)はどこから来たのか? =その出自と拡散
  • 音と映像と文字によるジプシー的世界へのフィールドワーク

最新トピックス

《ジェレム・ジェレム便りNo.61》時空とジャンルを超える軽やかさ〜世界とセッションするインドの音楽ユニット<マーティー・バーニー>

新型コロナウイルス感染が世界的に拡大する中、音楽家の間ではそれぞれの自宅からインターネットを介して「リモート(遠距離)セッション」をおこない、動画を発信する動きが広まっている。遠隔地を結んでの演奏にはオンライン会議ソフトを利用したライブ演奏もあるが、使用する機器や回線速度が影響して微妙なズレが生じてしまうことから、参……続きを読む

「中世ヨーロッパ 放浪芸人の文化史〜しいたげられし楽師たち」   マルギット・バッハフィシャー著

読もう、読もうと思いつつ、いつしか本棚の奥の方に追いやられ、埋もれている幾多の本の中から偶然手に取られる幸運の本がある。この魅力的なタイトルの本もそうした類のものである。 そしてこの著の特性として、特定の政治史や政治的事件、あるいはこれらに関与した歴史的人物を対象にしているのではなく、その名も伝わらない不特性多……続きを読む

「目撃 天安門事件  歴史的民主化運動の真相」 加藤青延 著」

1989年6月4日に中国で起きた民主化運動の武力鎮圧事件の注目すべき記録である。当時、北京の NHK特派員 として常駐していた著者が、ほぼ連日天安門広場の現場に立ち続け、目にした最前線の実態を系統的に記録した迫真に満ちたルポルタージュだ。これまでも幾多の類書・記事は出ているが、多くは伝聞などを交えつつ著者のバイアスの……続きを読む

《ジェレム・ジェレム便りNo.60》コロナウイルス:ヨーロッパのメディアが伝えるロマ居住区の今

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックがヨーロッパのロマに大きな脅威となって迫っているであろうことは想像に難くない。ここ1ヶ月ほどのヨーロッパ発のニュースから現地の状況を報告する。 新型コロナウイルスに感染するリスクが高いのは持病を持つ人と医療従事者であることは広く世界に知られているが、ヨー……続きを読む

「作業員日誌 イチエフの真実、 ふくしま原発9年間の記録」  片山夏子著

今のこの時期に、この本を読み続けることはちょっと辛い面もあったが、結局、読み通さざるを得なかった。それだけのものが、この本の中には詰まっていたとしか言いようがない。廃炉作業員たちの体験した日々の苛烈な思いは、今の地球上の人々にも自分自身の日々感じる思いに重なってくるからである。  2011年8月から2019年1……続きを読む