「人びとのなかの冷戦世界」〜益田 肇

1991年にソビエト連邦が消滅して冷戦は終わりを告げたように見えるが、一体、冷戦とはいかなるものだったのか。大国間同士の駆け引きや政治的リーダーを巡る物語は多く語られてきたが、従来の政治的・外交的な冷戦論に新たな視座を展 … “「人びとのなかの冷戦世界」〜益田 肇”の続きを読む

『インド残酷物語 世界一たくましい民』池亀 彩

インドについては夥しい書が出ているが、そのどれを読んでもインドという巨大な存在の一部しか触れられないというもどかしさを感じてしまう。そのことがインドの魅力なのだろう。インドに行くと、そこに人間が生きている原型を見る思いに … “『インド残酷物語 世界一たくましい民』池亀 彩”の続きを読む