奇祭 つく舞~茨城県龍ヶ崎市を見る 投稿日 2011年8月11日投稿者 市川 捷護 7月27日龍ヶ崎のつく舞を見物した。雨蛙の面をかぶり、たっつけ袴に筒袖姿の男が、路上に立てた15メートルほどの大柱にのぼり、四方に矢を放ったのち、地に張りわたされた綱を滑りおりながら、曲芸を見せる。漢字では撞舞の表示。起源がはっきり分からず、謎も多いが、どこか異国風で、中世の匂いも感じさせてくれる不可思議な祭りである。中国から伝来した散楽の大道芸的な要素、また京都四条河原の見世物を写した蜘舞の図に酷似した点など今後解明されるのを期待したい。ビデオレポートへ。