ロシア的魂:P.クロポトキン「ある革命家の思い出」

クロポトキンといえばプルードン、バクーニンという名前に並んで、無政府主義といわれるアナーキズムを学問的に構築しようとした革命家として名高い。しかし、この自伝的著書をみれば、彼は単なる革命家ではなく、地理学をはじめとして、 … “ロシア的魂:P.クロポトキン「ある革命家の思い出」”の続きを読む

映画「ムサン日記~白い犬」~<生き続けること>とは

脱北者を描いた映画である。朝鮮半島事情に特段の関心があるわけではないが、民族の分断という日本にいては実感することのない特殊な歴史を背負う隣国の社会とはいかなるものか、同時代に生きるものとして無関心ではいられない。 ビル群 … “映画「ムサン日記~白い犬」~<生き続けること>とは”の続きを読む