小沢昭一さんを偲ぶ

小沢昭一さんが12月10日に亡くなってから、14,15日の通夜、告別式に忙殺され心の余裕がないままここ数日が過ぎた。体調の深刻さを知るにつけ、覚悟はしていたが、亡くなってからの喪失感は日々増すばかりである。40年余前に、 … “小沢昭一さんを偲ぶ”の続きを読む

一輪の花の力~苦海からの語り部(石牟礼道子)

2月26日夜のNHKETV特集「花を奉る 石牟礼道子の世界」はひとりの人間の持続する想念がいかに世の中の不条理を撃つ力があるかを証明するような番組だった。水俣育ちの石牟礼道子が水俣病を文明の病として、半世紀にわたり書き続 … “一輪の花の力~苦海からの語り部(石牟礼道子)”の続きを読む

東日本大震災の実相―藤原新也のブログ

夥しい発信がされているが、藤原新也のブログが大震災の実相を伝えている。大地震後、救援物資を積んで、飛び出していった行動力はカメラマンとしての性もあるだろうが、事に及んでの一瞬の逡巡を見せないところは、柔な知識人ではない。 … “東日本大震災の実相―藤原新也のブログ”の続きを読む

再び「賭博場併設 国立ニホン大相撲」を無形文化遺産へ

相撲については2010.6.23のブログにて述べたことに付け加えるものはないのだが、現在進行中の見当はずれの相撲八百長報道を見ていると、テレビ界、マスコミ界の劣化は深刻だといわざるを得ない。 少しでも日本の歴史をたどれば … “再び「賭博場併設 国立ニホン大相撲」を無形文化遺産へ”の続きを読む

賭博場併設の「日本大相撲」を世界遺産に!

奈良、平安以来、相撲は宮廷,貴族社会に抱えられる存在だった。「相撲の節」として毎年7月,天皇が宮中で相撲を観覧する行事が行われていたのである。 11世紀に藤原明衡によりあらわされた「新猿楽記」は当時の風俗・芸能に関する貴 … “賭博場併設の「日本大相撲」を世界遺産に!”の続きを読む