《ジェレム・ジェレム便りNo.23》ハンガリーの村のフレスコ画

低開発や貧困の特効薬と言えばやはり<観光>だろうか。専門家によれば、普通の観光よりも農業体験や文化遺産巡り、究極の体験ツアーの方がその地域に経済的利益をもたらし、草の根レベルの小規模なビジネスの方が観光客やジャーナリスト … “《ジェレム・ジェレム便りNo.23》ハンガリーの村のフレスコ画”の続きを読む

《ジェレム・ジェレム便り22》~ アメリカに住むロマたちの今(2)

 六つのロマの部族がダラスに集まっておこなわれた祭礼時の騒動の様子が、1951年にすでにダラス・モーニング・ニュース紙に報じられている。グリーン一族に属する15歳の少年がエバンス一族のメンバーによって銃撃されたとする事件 … “《ジェレム・ジェレム便り22》~ アメリカに住むロマたちの今(2)”の続きを読む

《ジェレム・ジェレム便り 21》~アメリカに住むロマたちの今(1)

テキサス州フォートワース市街の東、州道180号線沿いに位置するシャノン・ローズ・ヒル墓地は、この地の冬に特有の乾いた黄色い草地に区画された墓石群が広がるどこにでもある墓地だ。墓の多くはありふれた形をしているが、その中にひ … “《ジェレム・ジェレム便り 21》~アメリカに住むロマたちの今(1)”の続きを読む

《ジェレム・ジェレム便り⑳》~スィンティ・ロマの人々が記憶するドイツ人画家オットー・パンコック

ドイツにもかつて都市の周辺部にバルカン諸国にみられる<マハラ>のようなジプシー居留地があった。これを記憶している人は今やほとんどいないが、ワイマール共和国(1919~33)時代の表現主義画家オットー・パンコックが版画と木 … “《ジェレム・ジェレム便り⑳》~スィンティ・ロマの人々が記憶するドイツ人画家オットー・パンコック”の続きを読む

《ジェレム・ジェレム便り⑲》~スウェーデンからの報告

人権、民主主義、少数派の社会統合を推進するスウェーデンの政府機関The Living History Forumが、国内外の研究者や専門家を動員し、自国内のロマとスィンティの文化と言語の社会的認知をいかに高めるかについて … “《ジェレム・ジェレム便り⑲》~スウェーデンからの報告”の続きを読む